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厚生労働省が認めたシワ改善成分は5つ|違い・選び方とサポート成分一覧

「シワ改善」と書かれた美容液やクリームは増えましたが、レチノールやナイアシンアミドが入っていれば、すべて同じようにシワ改善をうたえるわけではありません。

大切なのは、商品が「医薬部外品」であり、効能・効果として「シワを改善する」と承認されているかを確認することです。

この記事では、現在確認できる5つのシワ改善有効成分の違い、肌悩みに合わせた選び方、保湿やハリ感を支えるサポート成分まで、元BAの目線でわかりやすく整理します。

先に結論

医薬部外品のシワ改善有効成分として、現在確認できる代表的な成分は5つです。

  • ニールワン
  • 純粋レチノール
  • ナイアシンアミド
  • VEP-M
  • ライスパワーNo.11+

商品数の多さと選びやすさならナイアシンアミド、部分用の集中ケアならニールワンや純粋レチノール、乾燥とうるおい不足も気になるならライスパワーNo.11+が候補になります。

ただし、同じ成分名が書かれていても、一般化粧品と医薬部外品では表示できる効能が違います。パッケージの「医薬部外品」「有効成分」「シワを改善する」の3点を確認しましょう。

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厚生労働省が認めたシワ改善有効成分は5つ

厚生労働省が認めたシワ改善有効成分は5つ

以前はニールワン・純粋レチノール・ナイアシンアミドの3成分が中心でしたが、その後、VEP-MとライスパワーNo.11+が加わりました。

まずは、5つの違いを一覧で確認してみましょう。

 

※スマホの方は横にスクロールできます。

有効成分主なアプローチ選びやすさ向いている人代表的な商品
ニールワン好中球エラスターゼの働きを抑え、真皮成分の分解を抑制ポーラ製品に限られるが、部分用・全顔用がある気になる部分または顔全体をニールワンでケアしたい人リンクルショット メディカル セラム N/デュオ
純粋レチノール表皮のヒアルロン酸産生や真皮のコラーゲン密度に働きかける資生堂系ブランドが中心使用方法を守り、部分ケアを続けられる人エリクシール レチノパワー リンクルクリーム ba
ナイアシンアミド角層形成を支え、真皮のコラーゲン産生を促す商品数が多く価格帯も広い全顔ケア、シミ予防も一緒に考えたい人シンピストなど
VEP-M表皮のセラミドとヒアルロン酸の産生を促し、柔軟性を高めるメナード製品に限られる顔全体のうるおい・ハリ感も重視したい人薬用ラインズリセット
ライスパワーNo.11+表皮・基底膜・真皮に働きかけ、皮膚水分保持能とシワを改善配合商品はまだ多くない乾燥とうるおい不足を同時にケアしたい人ONE BY KOSÉ セラム シールド

元BAともみの本音

「どの成分が一番強いか」だけで選ぶより、塗りたい範囲・乾燥の有無・刺激への不安・続けられる価格で選ぶ方が失敗しにくいです。シワ改善ケアは、毎日無理なく続けられることも大切です。

 

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「厚生労働省が成分を認めた」の正しい意味

「厚生労働省が成分を認めた」の正しい意味

よく「厚生労働省が認めた成分」と表現されますが、厳密には、成分名だけでなく、配合量・処方・有効性・安全性などを含めた製品が医薬部外品として承認されています。

そのため、レチノールやナイアシンアミドが入っている商品でも、すべてが「シワを改善する」と表示できるわけではありません。

購入前に確認する3点

  1. 「医薬部外品」または「薬用」と表示されているか
  2. 有効成分欄にシワ改善成分が記載されているか
  3. 効能・効果に「シワを改善する」と書かれているか

一般化粧品で認められているのは、評価試験を行った商品による「乾燥による小ジワを目立たなくする」という範囲です。

医薬部外品の「シワを改善する」とは分けて考えましょう。

 

5つのシワ改善有効成分の特徴

5つのシワ改善有効成分の特徴

 

ニールワン|真皮成分の分解を抑える

ニールワンは、ポーラが開発したシワ改善有効成分です。

NEI-L1とも表記され、成分表示では長い正式名称で記載される場合があります。

肌で起こる微弱な炎症によって増える好中球エラスターゼの働きを抑え、エラスチンなどの真皮成分が分解されるのを抑える仕組みです。

従来は目元・口元・額などへのポイント使いが中心でしたが、現在は全顔用の2剤混合美容液もあります。

ニールワンを配合できる商品はポーラ製品に限られるため、商品数は多くありません。

代表商品
部分用:POLA リンクルショット メディカル セラム N
全顔用:POLA リンクルショット メディカル セラム デュオ

※メディカル セラム デュオは2025年1月に発売された2剤混合タイプです。


 

純粋レチノール|表皮と真皮の両方に働きかける

純粋レチノールはビタミンAの一種で、資生堂が純粋レチノールを有効成分とする製品で「シワを改善する」効能・効果の承認を取得しています。

表皮のヒアルロン酸産生を促して水分量を高めるほか、真皮のコラーゲン密度を高めることで、肌を柔軟にしながらシワを改善します。

一方で、使い始めに赤み・ヒリつき・皮むけなどが出る場合があります。

自己流で回数を増やさず、商品に記載された量・順番・使用回数を守りましょう。

純粋レチノールを使うときの注意

  • 最初から多量に塗らない
  • 目や口の粘膜には使用しない
  • 朝に使える商品でも、日中は紫外線対策をする
  • 刺激が続く場合は使用を中止する
  • ほかの角質ケア成分との重ね使いは慎重にする

代表商品
エリクシール レチノパワー リンクルクリーム ba

 

ナイアシンアミド|商品数が多く全顔ケアにも選びやすい

ナイアシンアミドは、ビタミンB群の一種です。

商品によっては、ニコチン酸アミド、リンクルナイアシンなどの表記や呼称が使われることがあります。

表皮では正常な角層形成を支え、真皮ではコラーゲン産生を促すことでシワ改善に働きかけます。

製品によっては、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ美白有効成分としても承認されています。

美容液・クリーム・オールインワン・化粧水など商品形状が豊富で、価格帯も広いため、初めてのシワ改善ケアにも取り入れやすい成分です。

 

ただし、化粧品の全成分欄にナイアシンアミドがあるだけでは、シワ改善の医薬部外品とは限りません。

必ず効能・効果まで確認してください。

代表商品
シンピスト(医薬部外品)など

 

VEP-M|うるおい成分を生み出し表皮を柔軟にする

VEP-Mは、メナードが開発した安定化ビタミンE誘導体です。

正式名称はdl-α-トコフェリルリン酸ナトリウムMです。

表皮でセラミドとヒアルロン酸の産生を促し、肌の水分量を増やして柔軟性を高めることでシワを改善します。

シワ改善のほか、製品として肌荒れ防止や美白の効能・効果も承認されているものがあります。

顔全体のうるおい、ハリ感、乾燥もまとめて考えたい人の候補です。

代表商品
メナード 薬用ラインズリセット

 

ライスパワーNo.11+|シワとうるおう力をダブルで改善

ライスパワーNo.11+は、勇心酒造が開発した医薬部外品の有効成分です。

「シワ改善」と「皮膚水分保持能の改善」の2つが認められている点が大きな特徴です。

表皮・表皮と真皮の間にある基底膜・真皮に働きかけ、うるおいを保つ力を整えながらシワを改善します。

 

なお、従来のライスパワーNo.11は、皮膚水分保持能の改善が認められた成分です。

シワ改善まで承認されている商品を探すときは、No.11+を配合したシワ改善医薬部外品かを確認してください。

表示で迷いやすいポイント

商品説明では「ライスパワーNo.11+」と案内されていても、パッケージの有効成分欄ではライスパワーNo.11、米エキスNo.11などの名称が使われる場合があります。商品全体の効能・効果に「シワを改善する」とあるかまで確認しましょう。

代表商品
ONE BY KOSÉ セラム シールド

 

シワ改善成分はどれを選ぶ?悩み別の選び方

シワ改善成分はどれを選ぶ?悩み別の選び方

5成分は、どれか1つがすべての人に一番よいわけではありません。

塗りたい範囲と一緒にケアしたい悩みで選びましょう。

 

目元・口元をポイントケアしたい

ニールワンまたは純粋レチノールが候補です。

チューブの先端が細く、気になる部分に少量ずつ塗りやすい商品が多くあります。

ただし、目元は皮膚が薄いため、量を増やせばよいわけではありません。

目のきわを避け、商品表示どおりに使ってください。

 

顔全体をケアしたい

ナイアシンアミド・VEP-M・ライスパワーNo.11+は、顔全体に広げやすい美容液やクリームから選びやすい成分です。ニールワンにも全顔用美容液があります。

全顔に使う場合は、使用量が多くなりやすいため、1か月あたりの費用と使用感も確認しておきましょう。

 

乾燥とうるおい不足も気になる

ライスパワーNo.11+が有力な候補です。

シワ改善だけでなく、皮膚水分保持能の改善も承認されています。

ナイアシンアミドやVEP-M配合商品も、処方や保湿成分によっては乾燥肌に取り入れやすいものがあります。

 

シミ予防も一緒にしたい

ナイアシンアミドまたはVEP-M配合の医薬部外品を確認しましょう。

製品によっては、シワ改善と美白の両方の効能・効果が承認されています。

ここでいう美白とは、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐことです。

今あるシミを消すという意味ではありません。

 

刺激が心配

刺激の感じ方は成分名だけでは決められませんが、純粋レチノールは使用開始時に赤みやヒリつきが出ることがあります。

まずは少量から試し、香料・エタノール・そのほかの配合成分も確認してください。

敏感肌用と書かれた商品でも、すべての人に刺激が起きないわけではありません。

 

シワ改善有効成分とサポート成分は役割が違う

シワ改善有効成分とサポート成分は役割が違う

シワ改善有効成分以外にも、保湿や肌の柔軟性を支える成分はたくさんあります。

ただし、サポート成分が入っているだけで「シワを改善する」とは言えません。医薬部外品の有効成分と、一般的な美容成分の役割を分けて考えることが大切です。

 

※スマホの方は横にスクロールできます。

サポート成分主な役割確認したいこと
セラミド角層のうるおいを保ち、バリア機能を支える乾燥しやすい肌の保湿設計
ヒアルロン酸・グリセリン水分を抱え込み、角層をうるおすしっとり感とベタつきのバランス
スクワラン・ワセリン肌表面から水分が逃げるのを防ぐ乾燥部位への使いやすさ
ビタミンC誘導体肌を整え、ハリや透明感のある印象を支える美白有効成分か、整肌成分かを区別
バクチオール肌を整え、ハリを与える目的で配合される日本ではシワ改善有効成分ではない
ペプチド保湿やハリ感を支える目的で配合される種類によって役割が異なる

「レチノールに似ている」「塗るボトックス」といった愛称だけで判断しない

バクチオールや一部のペプチドは魅力的な美容成分ですが、愛称やイメージ表現と、医薬部外品として承認された効能・効果は別です。シワ改善を目的に選ぶなら、まず有効成分と承認表示を確認しましょう。

 

シワ改善化粧品を選ぶときの5つのチェックポイント

シワ改善化粧品を選ぶときの5つのチェックポイント

 

1.医薬部外品か確認する

パッケージや公式サイトに、医薬部外品・薬用の表示があるか確認します。

 

2.有効成分名を確認する

「レチノール配合」「ナイアシンアミド配合」という大きな文字だけでなく、有効成分欄を見ましょう。

3.効能・効果を確認する

同じ有効成分でも、承認されている効能・効果は商品によって異なる場合があります。「シワを改善する」と明記されているかが重要です。

成分表示の上位なら高配合とは限りません

一般化粧品は原則として配合量の多い順ですが、1%以下の成分は順不同です。さらに医薬部外品は、「有効成分」と「その他の成分」を分けて表示します。ナイアシンアミドなどが上の方に書かれているかだけで、配合量や効果の強さを判断しないようにしましょう。

 

4.塗りたい範囲に合う剤形を選ぶ

目元や口元だけなら細口チューブ、顔全体なら美容液やオールインワンなど、毎日使いやすい形を選びます。

5.価格より継続費用を見る

少量のポイント用と全顔用では、同じ容量でも減り方が違います。

1本の価格だけでなく、何日ほど使えるかを確認しましょう。

 

シワ改善成分を使うときの注意点

  • 使用量・使用順・回数は商品表示を守る
  • 初めて使う商品は、狭い範囲から試す
  • 赤み・腫れ・強いかゆみ・痛みが出たら使用を中止する
  • 目や口の粘膜、傷や湿疹がある部分には使わない
  • 日中は季節を問わず紫外線対策をする
  • 複数の角質ケア・レチノール製品を一度に追加しない

赤み・腫れ・かゆみ・痛みなどの肌トラブルが続く場合は、自己判断で化粧品を重ねず、皮膚科へ相談してください。

 

シワ改善成分についてよくある質問

 

レチノール配合ならシワ改善できますか?

レチノールが入っているだけでは判断できません。

一般化粧品にもレチノールは配合されます。

医薬部外品で、有効成分として純粋レチノールが記載され、効能・効果に「シワを改善する」とある商品を確認してください。

 

ナイアシンアミドは濃度が高いほどよいですか?

濃度だけで優劣は決まりません。

医薬部外品は、承認された配合量と処方で有効性・安全性が確認されています。

高濃度表示より、医薬部外品か、肌に合うか、続けられるかを優先しましょう。

 

ライスパワーNo.11とNo.11+は同じですか?

関連する成分ですが、確認したい効能が違います。

従来のNo.11は皮膚水分保持能の改善、No.11+はシワ改善と皮膚水分保持能の改善が特徴です。

商品表示では名称が分かりにくい場合があるため、効能・効果に「シワを改善する」とあるかを確認してください。

 

バクチオールはレチノールの代わりになりますか?

バクチオールは肌を整えてハリを与える目的で使われる美容成分ですが、日本ではシワ改善有効成分ではありません。

刺激の感じ方も人によるため、「植物由来だから必ず低刺激」とは限りません。

 

シワ改善成分は併用できますか?

併用できる場合もありますが、商品ごとの処方や肌状態によって異なります。

特に純粋レチノール、ピーリング成分、高濃度ビタミンC系などを一度に増やすと刺激につながることがあります。

まず1商品ずつ追加し、公式の使用方法を優先してください。

 

まとめ|シワ改善は5つの有効成分と商品表示を確認して選ぼう

シワ改善は5つの有効成分と商品表示を確認して選ぼう

医薬部外品のシワ改善有効成分として、現在確認できる代表的な成分は次の5つです。

  1. ニールワン
  2. 純粋レチノール
  3. ナイアシンアミド
  4. VEP-M
  5. ライスパワーNo.11+

部分用ならニールワン・純粋レチノール、全顔に取り入れやすいものならナイアシンアミド・VEP-M・ライスパワーNo.11+が候補です。

ニールワンにも全顔用商品があるため、剤形まで見て選びましょう。

成分名だけで選ばず、「医薬部外品」「有効成分」「シワを改善する」の3点を確認することが、失敗しにくい選び方です。

保湿成分やバクチオール、ペプチドなどは、肌のうるおいやハリ感を支える大切な成分です。

ただし、シワ改善有効成分とは役割が違うため、目的に合わせて組み合わせましょう。

 

参考にした公的機関・メーカー公式情報

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